NHKのドラマ「未来の私にブッかまされる」を1話からずっと観てきてるんですが、未来からのきた主人公を演じる高橋克典さんが過去の自分に敬語使うのに、その未来の自分に主人公の方はタメ口。高橋克典さん演じる未来の主人公に只野仁の表の姿思い出しちゃう(笑)
途中からヒロインの前に未来のヒロインも出てくるけど、こちらも性格が違いすぎる。
演じてる役者さんが違うのだから性格が違うのはわかるけど、それが年齢を重ねたことによる性格の変化というより別人にしか見えないほどの変わりよう。
性格ってある程度の年齢になると変わらないもんだもの。
ヒロインが彼氏がいるのに途中でテレビの恋愛リアリティショーに出ちゃうのが解せない。出るならまず別れてからでしょーに。とツッコミ入れたい。これは主人公に同情するわ。主人公何も悪くないのに。
先に惚れたのが主人公の方から。彼女が彼と付き合おうと決めたのは彼の誠実で人にやさしいところ、そして主人公が区役所に勤める公務員という安定した職についてるからというのが付き合う決め手になったようですが、その彼氏がベンチャー企業に転職となって、彼と結婚した後のことを考えて不安になるのはわかるが、主人公はちゃんとヒロインに転職するって話してから転職してるのに、ヒロインの方は主人公に断りもなしに恋愛リアリティーショーに出るとか自分勝手。これは主人公よりもヒロインの方が自分勝手度が高いと私は思いました。
このヒロインの行動には共感できませんでした。
別れたあとで安定職についてる彼氏を探せばよし。
別れる前からそんなことすれば主人公もおいちょっと!てなるし、彼が訪ねてきても「会いたくない」と弁明する気もなし。こんなん拗れるに決まってるでしょ。
彼氏がもし自分勝手で精神的にきていたらここでストーカーになったり、刃物持って押し入って事件沙汰になりそうな。
主人公のほうがよほど誠実な対応してたよ。
変えられるのは自分だけ。のメッセージは共感しますよ。相手を自分の思い通りに変えようとする考えのほうが危険だから共感というよりはむしろ当たり前。年齢的に新しく相手を探すのが大変だからって、相手を自分の理想通りに変えようとするのは尊重がなさすぎるよ。夫婦になりたいならお互いを尊重できる相手を探すしかない。理想論だけど夫婦に限らずどんなに薄い人間関係にも言えることじゃないかな。尊重って何も理解する必要も相手に同調する必要もなくて、ただそういう考え方もあるよね、って否定せず認めてあげるのが尊重なんだよね。理解できなくても、そういう考えもありと認めること。
私はこれ、ネットのXのツイートまとめてるサイトで見かけたツイートで思いました。
そのツイートはツイ主が外国人から、日本人の生魚を食べる文化について、理解はできないけどツイ主に教わりたいって感じのことが書いてあるツイートで、ツイ主はこれが尊重するって考え方なのかと書いていたような気がする。
理解はできないけど否定も非難もしないで肯定してあげるのが尊重。何度も言うけど同調する必要はない。自分と異なる考えが存在するんだってことを肯定的に受け止めること。
これができないなら一つ屋根の下で他人と暮らすのは試練だろうな〜と思いました。
このヒロインちゃんは彼が公務員を続けてても自分の方が収入上回っちゃうバリキャリになるし、主人公が将来有望なベンチャー企業に転職しても見限って別れる前に黙って他を探しに行っちゃうんよな。
私が主人公だったらとっくに別れて、区役所で同期だった、主人公の夢を応援して背中を押してくれた先輩に告白するかも。むしろそういう展開になると思ってた(笑)
脱線して真面目に書き込んじゃったけど、このドラマ30分という短い時間なのでサクッと見れるのがいい。
単体で見るとすぐ終わっちゃうので物足りないけど録り溜めて一気に見るので。
普通の一時間ドラマと違ってその半分の時間で展開もスムーズに進むので、ダラダラしないのがいいです。